古川貴義が、兵庫県立ピッコロ劇団に脚本を書き下ろし、上演されました。
兵庫県立ピッコロ劇団第60回公演/ピッコロシアタープロデュース
「マルーンの長いみち~小林一三物語~」
作=古川貴義 演出=マキノノゾミ
独創的なアイデアで、阪急電鉄、宝塚歌劇団、阪急百貨店、東宝など
多様な事業を次々と成功させた希代の経営者・小林一三。
その夢と挑戦の人生を描く―-!
■内容
明治の終わり、若き日の小林一三は、小説家を夢見ながらも事業家としてのスタートを切ろうとしていた。
一三は、人々のより豊かな生活を思い描く。
電鉄、百貨店、歌劇、球団・・・彼の独創的なアイディアはとどまることがない。
明治から大正、そして昭和へと激動の時代の波にもまれながらも、一三の夢は、多くの人を動かし、さらに大きく膨らんで、未来へと駆けぬけてゆく――
【小林一三 / こばやし いちぞう】
阪急や東宝の創業者
1873年(明治6年)1月3日山梨県韮崎市生まれ。
慶応義塾在学中、文学を志し、小説「練絲痕(れんしこん)」が新聞に連載される。
新聞社入社がかなわず、三井銀行(現三井住友銀行)に勤務。34歳の時、証券会社支配人になるために大阪に赴任するが、日露戦争後の景気反落により計画が頓挫、阪急電鉄の前身となる箕面有馬電気軌道を創立し専務に就任する。乗客増加のために沿線を開発、独創的なアイデアで次々に事業を展開してゆく。
美術蒐集家、茶人としても知られ、集めた美術品の数々は、大阪府池田市の「逸翁美術館」で展示されている。1957年(昭和32年)84歳で永眠。
■出演
小林一三 瀬川 亮
小林コウ 平井久美子
かよ 今井佐知子
冨佐雄・車掌 南川泰規(空晴)
春子・給仕(女) 園木 愛
岩下清周 若杉宏二
平賀敏 森 好文
速水太郎・検事・夫B 酒井高陽
上田寧・夫A 浜崎大介
佐藤博夫 荻野祐輔(東京エスカルゴ。)
小野常松・車掌 菅原ゆうき
岩下幽香子 森 万紀
松永安左エ門 岡田 力
松村敏夫 孫 高宏
加藤ヒサ 木全晶子
十九郎 三坂賢二郎
与謝野晶子 平 みち【特別出演】
与謝野寛 橘 義
おはな 一木美貴子
つきよ 西山まき(劇団自由人会)
こゆき 野秋裕香
小西新右衞門 吉村祐樹
■スタッフ
美術=奥村泰彦 照明=中川隆一 音響=堂岡俊弘 衣裳=三大寺志保美 演出助手=眞山直則
舞台監督=鈴木田竜二 舞台監督助手=政香里沙 演出部=今仲ひろし、北村侑也、木之下由香、堀江勇気、木村美憂 制作助手=大段満里子 制作=山本由利子、新倉奈々子
■主催等
【主催】兵庫県立尼崎青少年創造劇場 兵庫県 ・ 兵庫県立芸術文化センター
【後援】㈱サンテレビジョン
【協力】公益財団法人阪急文化財団、小西酒造株式会社、西北活性化協議会、河内厚郎
株式会社クリオネ、有限会社オフィス・マキノ、有限会社ライターズ・カンパニー、株式会社リコモーション
【制作協力】関西舞台芸術研究所
■公演日時
2018年
2月23日(金)14:00 19:00
24日(土)11:00 16:00
25日(日)11:00 16:00
*開場は開演の30分前
■会場
兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
■備考
平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
兵庫県政150周年記念事業
beyond2020
■公式サイト
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/troupe/history/detail/?id=200